最近はテレビやパソコン、ゲーム機などの普及によって一日の中でも画面を見ることが多くなり、目にかかる負担は昔とは比べ物にならないほど増えています。眼精疲労や視力の低下は今や子どもにまで及んでおり、大きな問題にもなっているのです。しかし目はデリケートな部分だけに、思い切った治療に踏み切るには勇気が必要なのも確か。だからこそ、副作用が少なくて毎日飲んでも心配ないサプリメントを利用するなどして、日常的に目を守る取り組みをしていくことが大切なのです。
昔から目のためのサプリメントと言えばブルーベリーというほど、ブルーベリーの持つ疲れ目解消への効果は定評があります。それは、ブルーベリーに、目に良いとされるアントシアニンが豊富に含まれるから。アントシアニンはブルーベリーに多く含まれるだけではなく、ビルベリーにも豊富に含まれるので、ビルベリーを選んでも正解です。このアントシアニンは紫の色素であり、紫サツマイモの皮などにも多く含まれているポリフェノールの一種です。抗酸化作用に優れており、紫外線から身を守ったり、目が物を見ることで消費されるロドプシンというタンパク質の合成を促す働きがあります。このロドプシンが不足することを防ぐことによって、疲れ目を改善させる効果を持つのです。そのほか、DHAなどの成分も目の網膜には多く含まれており、サプリメントで摂取することで網膜を丈夫にして視力の維持などに役立つといわれています。また、アスタキサンチンやクロセチンといった成分も眼精疲労には効果があるので積極的に摂るようにするといいでしょう。目の健康に必要なビタミンとしては、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンBなどがあり、どれも網膜や眼球の新陳代謝に使われる成分です。目のサプリメントというと、ブルーベリーにばかり目が行きがちですが、こういったビタミン類を一緒に摂ることができるものを選ぶと相乗効果が得られるのでおすすめです。