風邪の予防にもサプリメントは利用できます。風邪は、ウイルス感染によって起こるもので、咳や鼻水、発熱などの症状が現れます。ウイルスは乾燥状態のほうが活発に活動するため、冬になると風邪が流行しやすくなるのです。インフルエンザもその一種で、インフルエンザウイルスによって引き起こされるものです。感染力が強く、感染している人の咳やくしゃみの飛沫によって感染することも多いので、流行している時期には人ごみをさけてマスクをし、こまめに手洗いやうがいをすることが大切です。しかし、風邪のウイルスは大気中にも存在しているため完全に避けて生活することはできません。風邪から身を守るためには、必要以上にウイルスに接触しないことだけでなく、少々のウイルスが体に侵入してもそれに負けないように免疫力を高めておくことが大切なのです。風邪にはビタミンCとよく聞きますが、それもビタミンCに免疫力を高める働きがあるためです。それ以外にもビタミンAやBなども免疫力強化に役立つ成分であり、風邪にはビタミンと言われるのも納得でしょう。とはいえ、免疫力は必要な成分を摂ったからといってすぐに高くなるわけではありません。普段からこういった成分を十分に捕っておくと、免疫力の強い状態が維持されて風邪のウイルスが体に侵入しても撃退できるのです。そのほか、免疫力を高めて風邪をひきにくくする成分としては、エキナセアというハーブや、高麗人参、プロポリスなどがあげられます。プロポリスはその高い殺菌作用によって、風邪をひいてからの回復を早める効果もあるのです。また、乳酸菌などを補給することで腸内環境を整えて免疫力を高めるという方法あります。風邪は誰でも引くことはあるので軽く考えがちですが、体が弱っていると肺炎になることもありますし、毎年インフルエンザが原因で命を落とす人もいるほどです。普段から栄養価の高い食品やサプリメントを利用して免疫力を高めておくことが大切なのです。